異世界ファンタジー小説のおすすめ「宮廷魔導師見習いをやめて、魔法アイテム職人になります」

異世界ファンタジー小説

ファンタジーとは、超自然的、幻想的、空想的な事象を、プロットの主要な要素、あるいは主題や設定に用いるフィクション作品のジャンルです。(ウィキペディア参照)

ファンタジー小説の中には、より現実世界とつながりのないものをハイファンタジー、より現実世界とつながりのあるものをローファンタジーと区分されるようです。他にもSFファンタジーと言われるジャンルもあるようですが、細かい区別の仕方は私も良くわかりませんので、そこは作者さんしだいかなと思っています。

今回ご紹介するのは異世界ファンタジー小説ですので、ハイファンタジーに分類されるものだと思います。

宮廷魔導師見習いをやめて、魔法アイテム職人になります

こちらの作品は先にも述べました通り、異世界ファンタジー小説です。

ですので、他の世界から転生してきたり前世の記憶を持っていたりすることはなく、純粋に異世界でのお話になります。

主人公はイリヤという女性です。

幼い頃に思いがけず悪魔の王と契約してしまった主人公ですが、お話は大人になってから始まります。

魔法系努力型チートな主人公は成長して宮廷魔術師見習いになりますが、貴族主義の職場に嫌気がさし、職務中に自分を死んだと見せかけて他国に逃亡してしまいます。

これだけ聞くと、一見シリアスな内容なのかな?と思われるかもしれませんが、作者さんも言っていますが基本コメディーな小説です。

魔術大好き主人公が、自分の実力に無自覚無頓着にどんどんやらかしていき、周りがわちゃわちゃするという内容で物語は進んできます。

基本的にほんわかして安心して読むことができる小説だとおもいます。

ただ、こちらの小説は悪魔召喚や魔法詠唱などの設定がすごく凝って書かれていて、そこに作者さんのこだわりが感じられます。他の小説での魔法は「ファイヤー」とか「ウィンドカッター」などの短いフレーズで終わることが多いのですが、この小説はとにかく詠唱が長い!そして美しい!

主人公以外の登場人物も個性的で、人間以外にも多くの悪魔が登場してくるこの小説をぜひ一度読んでみてください。

書籍も出てます

こちらの小説はカクヨムで読むことができます。

その他にも新潮社から書籍化、ピッコマで連載もされているようです。

 

 

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